雨踏会

 

黒い雲が雨を落とす

街の声も雨が溶かす

いつだって知らぬ間に

遠くに行ってしまう

 

いいな いいな いいな

僕に無いもの持ってる

いいな いいな いいな

ほらまたどっか行ってしまう

 

君がどこからきたのか

そんなことはわからないけれど

なんでもいいか  眠ろう

 

生きることは難しいな

上手に話できないし

なんかもうどうでもいいや

生きるとかなんとかは

 

なんで なんで なんで

いつも笑っているんだい

なんで なんで なんで

みんな君を嫌ってるのに

 

間違いさがしのようだ

からまる糸を解いていくには

まだまだ子どものままだった

 

いいな いいな いいな

いいな いいな いいな

僕も雨になったら

誰かの何かを

綺麗に流してあげたいな

 

聞きたいよ

君の詩

聞かせてよ

 

君がどこから来たのか

そんなことはわからないけれど

なんでもいいか  踊ろう